中日・岡林勇希外野手(21)が最下位からの〝下克上V〟に燃えている。
大島、石川昂らと11日、名古屋市内の日赤名古屋第一病院に慰問に訪れた岡林は、トークショーで「来季の抱負を漢字1文字で表す」というお題に「昇」と回答。「優勝できるように昇るしかない。まず第一にチームの成績を上げないとファンの方に申し訳ない。上がっていけるようにこの字にしました」と巻き返しを誓った。
さらに「1文字だと本当に難しくて。頭の中には〝下克上〟しかない。(TBSで放送されているドラマの)『下剋上球児』の番宣みたいになっていますけど」と会場を笑わせたが、実は『下剋上球児』とは深いつながりがある。
楽天・田中将大やプロ野球OBの鳥谷敬氏、前田幸長氏、川崎宗則氏が出演したことでも話題となったこのドラマは、三重県立白山高校の野球部がモデル。2016年まで10年連続1回戦負けだった同校が旋風を巻き起こし、18年夏に三重県予選を制して甲子園初出場を決めたミラクルストーリーがベースとなっているのだが、この時の3回戦で白山高校に敗れたのが岡林のいた菰野高校だった。
当時2年生だった岡林は白山高校戦に先発し、6回無失点と好投したものの試合は3―4で惜敗。優勝候補の菰野高校に劇的勝利を収めたことで、白山高校の下克上ストーリーが一気に加速した。それだけに岡林も「(ドラマのベースとなった白山高校のストーリーには)まるっきり僕がかぶっている」というほどだ。
「(21年は)オリックスもヤクルトも最下位から優勝している。ドラマとひも付けるわけじゃないけど、やってみたいなという気持ちが強いですね。(下克上という)その言葉がピッタリじゃないですか」と岡林は2年連続最下位からの大逆襲に気合十分。
かつて下克上を許した男が、プロの世界で最下位からの下克上Vを成し遂げれば、これぞまさにドラマチックといえそうだ。












