新日本プロレス4日の高知大会「ワールドタッグリーグ」Bブロック公式戦で、IWGPタッグ王者の「毘沙門」こと後藤洋央紀(44)、YOSHI―HASHI(41)組が永田裕志(55)、鈴木みのる(55)組を下し、3勝目を挙げた。

 史上初の3連覇へ苦しい戦いが続く毘沙門は、ここまで2勝2敗1分け。負ければ準決勝(8日、鹿児島)進出の可能性が断たれる一戦で、すでに敗退が決定している永田とみのると激突した。

 長年にわたり犬猿の仲だった永田とみのるだったが、この日は一味違った。永田を狙ったサンドイッチ攻撃をみのるが身代わりになるなど、毘沙門は予想外の展開を強いられる。ならばと永田に合体技攻勢を仕掛けるが、激烈一閃からの消灯は、みのるにカットされてしまう。後藤が永田のナガタロックⅡに、YOSHI―HASHIがみのるのスリーパーに捕獲された。

 一気に窮地に陥った後藤は、サンドイッチ式サッカーボールキックから永田のエクスプロイダーを浴びてしまう。それでもバックドロップホールドだけは阻止。救出に訪れたYOSHI―HAHSIのトラースキックのアシストを受けると、後藤弐式で丸め込み、電光石火の3カウントを奪ってみせた。

 粘り勝ちで優勝への望みをつないだYOSHI―HASHIは「まだ風は俺たちに絶対吹いてる。ここじゃ絶対に終わらない。俺はそう信じてる」とキッパリ。

 シリーズ中に首を痛めながら奮戦を続ける後藤も「今日も首を攻められまくったけど、何も心配することはない。この俺が何度、修羅場をくぐり抜けてきたか。見とけ、次も」と逆転突破へ自信をのぞかせていた。