女子プロレス「スターダム」の舞華が、ワールドトーナメント制覇へ弾みをつけた。

 現在、ワールド王座は中野たむの返上により空位に。シングルリーグ戦「5★STAR GP」覇者の鈴季すずに挑戦権利証が付与され、年内最終興行となる12月29日の東京・両国国技館大会で、新王者決定戦が開催される。鈴季の相手を決める新王者決定戦進出トーナメント1回戦(28日、東京・後楽園ホール)で舞華は、壮麗亜美と激突する。

 25日の埼玉・狭山市民総合体育館大会で同じ「ドンナ・デル・モンド(DDM)」のジュリア、桜井まいと組み、極悪ユニット「大江戸隊」の刀羅ナツコ&スターライト・キッド&吏南と対戦。パワーファイトを得意とする舞華はこの日も、ショルダータックルで敵軍を吹き飛ばしていく。

 しかし10分過ぎ、大江戸隊の悪の連係に翻弄されてピンチに。吏南につかまった舞華は卍固めで絞り上げられ、その後もキッドからプランチャをくらい窮地に追いつめられた。それでもジュリア、桜井のアシストが功を奏し、吏南にラリアートで反撃。最後はみちのくドライバーⅡでマットに沈めた。

吏南(左)をラリアートでなぎ倒す舞華
吏南(左)をラリアートでなぎ倒す舞華

 トーナメントへの弾みとなった舞華は「無事にDDMが勝利することができました!」と絶叫。この試合を会場後方から見ていた壮麗に向かって「今日、新人相手にだいぶやられたみたいだけど、今ごろ休んでいるんじゃないの?」とあざ笑うと、壮麗から「おい! 私が新人相手で疲れるわけねえだろ! お前こそ、1試合で息切れてるけど大丈夫?」とニラみ返され、激しい舌戦を繰り広げた。
 
 試合に勝利し、自信満々の舞華は「28日、私にぶっ倒されないように気をつけろよ」と不敵な笑みを浮かべる。壮麗も「お前がな」と吐き捨ててリングを後にした。最後に舞華は「トーナメント勝って、必ず両国国技館で赤いベルト(ワールド王座)を巻くので、最後の最後まで応援してください」とファンに呼びかけた。