フィギュアスケート女子で北京五輪団体銅メダルの樋口新葉(22=ノエビア)は、自らの信念を貫き通す覚悟だ。

 24日に行われたグランプリ(GP)シリーズ第6戦NHK杯初日(大阪・東和薬品ラクタブドーム)のショートプログラム(SP)では、冒頭のダブルアクセル(2回転半ジャンプ)を着氷させるも、2本目の3回転ルッツで転倒。3本目の連続ジャンプは2本目のトーループが1回転となった。52・68点で11位という結果に「最初のポーズをとった時からすごく落ち着いている感じだったが、ルッツはあまり練習でもないような感じのミスだった。ミスが2つも出てしまって、点数も上がらなかったのが悔しい」と顔をしかめた。

 優勝すれば大逆転でのGPファイナル(12月、中国・北京)進出の可能性が残されている。厳しい状況ではあるが、フリーでは代名詞の3回転半ジャンプ(トリプルアクセル)を組み込む方針だ。「挑戦したい気持ちはある。自分のやりたいことだったり、そういう部分を大事にしたい。今季復帰して、いい意味で結果にこだわりすぎないようになったので、結果にこだわりすぎずにやれたら」と力を込めた。

 長期間の休養から再び氷上に帰ってきた樋口。攻めの姿勢で3回転半ジャンプの成功を目指す。