新日本プロレス21日後楽園ホール大会「ワールドタッグリーグ」Bブロック公式戦で、永田裕志(55)、鈴木みのる(55)組がメキシコ・CMLLのアトランティス・ジュニア、ソベラーノ・ジュニア組に敗れ、黒星発進となった。

 長年にわたり敵対関係にあった2人は、6人タッグ7番勝負を経て10月両国大会で歴史的握手。まさかのタッグ結成でリーグ戦に初エントリーとなった。永田の入場曲「MISSION BLOW」で入場した2人は、どちらが先発するかでモメてる間に奇襲のドロップキックを浴び、いきなり不安を感じさせた。

 終盤にはみのるがソベラーノをスリーパーホールドで捕らえると、永田も呼応するかのようにアトランティスをナガタロックⅡで捕獲。息の合った動きで反撃に転じたが、みのるが狙ったゴッチ式パイルドライバーは防がれてしまう。直後にソベラーノが繰り出した変型のラ・マヒストラルで丸め込まれ、3カウントを奪われてしまった。

 2人そろってバックステージに現れると永田が「絶対取ろうと思ってましたよ。でも、まだまだこれから先は長いからしょうがない。いや、しょうがないって言葉がアリとは思わないけど…。俺らが組んでしっかり心が通じ合えば勝てる相手だった。ということは、まだまだつながってないってことだ」と敗戦の弁。

 これに対し、みのるは「おいおいおい、ちょっと待て。俺の試合にな、負けていい試合なんて一つもねえんだよ。よく頑張ったね、なんていらねえんだよ。次があるなんていらねえんだよ。今日勝たなきゃ、明日生きていけねえんだよ!」と激高し、先に控室へと消えていった。

 パートナーの怒りを受け止めた永田は「あんな愚痴だったら、いくらでも聞いてあげますよ。俺が吸収してやりますよ。ただし、俺らが本当の意味で一つになった時は、間違いなくとてつもなく強いタッグチームだから。まだまだこれから先は長いから、必ず完成させますよ」と軌道修正に自信。長らく〝犬猿の仲〟だった2人に、真のチームワークが生まれる日はいつになるのか――。