MLB公式サイトは17日(日本時間18日)にエンゼルスからFAとなった大谷翔平投手(29)の移籍先の有力候補の一つとされているマリナーズについて「今週、我々に対し球界関係者が大谷を獲得することは今オフのマリナーズの現実的な計画には含まれていないようだと語った」と伝えた。

 マリナーズといえば、7月にTモバイルパークで行われたオールスター戦で大谷が初回と4回に打席に入った際にファンが「カム・トゥ・シアトル!(シアトルに来て!)」と大合唱したことが話題になった。

 当然、争奪戦に加わると見られているが、同サイトは「コストの巨額さ」「2024年のマリナーズの予算状況」「単に大谷が他のチームを好むかもしれないということ」などの理由で、マリナーズが大谷の争奪戦から早期撤退するとの見解を示した。

「大谷が加入すれば過去2年メジャーワーストの成績だったDHとして永久に活躍できるが、大谷のバットだけでマリナーズの問題を解決できると考えるのは軽率だろう」

 あと一歩のところでワイルドカードを逃したマリナーズにとって、シーズン終了時にロドリゲスをはじめ選手らも声高に唱えたが、強打者を獲得することが優先課題の一つ。だが、今オフのFA市場の打者は例年に比べるとそこまで強力でないというのが球界の認識。先手を打っていく必要があるのかもしれない。

「このオフは、インパクトのある選手を追加する年。いいか悪いかは別として、早い段階で大谷争奪戦から撤退することは、チームが重要なシーズンに向けて準備を進める中で、新たな緊張点を生み出すかもしれない」

 大谷獲得を早々に見送ればファンは落胆するだろう。マリナーズはどうチームをつくるのか。選択に注目だ。