先発ローテの一角を目指して――。ソフトバンクから巨人へトレード移籍した高橋礼投手(28)が13日に移籍後初のブルペン投球を行った。

 阿部監督が見守る中でついに本格的な投球練習を開始した下手投げ右腕。ともに移籍してきた泉と並び、低めにコースを狙いながらすべて直球で26球を投げ込んだ。

 宮崎秋季キャンプに合流後、ブルペンで練習することはありながらも、指揮官の目の前での投球は初。熱視線を送られた中での投球に「めっちゃ気になりましたよ(笑い)。緊張しました」とさすがの右腕も平静を保てなかった様子。

 それでも「やっぱりそういう力むような場面はゲームでもある。より力を抜くってことは大事かなと感じている。僕の課題は力を抜くことなので、力を抜いて腕を走らせるってとことがもっとできれば」と実戦での精神状況を想定しながら課題克服に取り組んだようだった。

 来季に目指すは先発陣としての1枚。移籍会見時にも「まずは先発ローテで」と意気込んでいたが、阿部監督も「本人の希望を尊重するよ。『先発で考えてるけど』とは伝えたけど、決めるのは本人」と意向を最大限尊重する構えだ。

 これまで巨人にはいなかった貴重なアンダースロー右腕。先発ローテに食い込めば、ライバル球団を幻惑する強力な戦力となりそうだ。