陸上女子の田中希実(24=ニューバランス)が〝マラソン〟への思いを明かした。

 12日に東京・渋谷区の公道で行われた北渋RunRunフェスタに参加後、活動報告会を開催。世界選手権5000メートルで8位入賞を果たすなど、海外勢にもひるむことなく戦い抜いた今季について「本当に怒とうのような1年だった。すごくいい時もあったし、悪い時もあったので、すごく長く感じたし、短かったようにも感じたのが正直なところ」と振り返った。

 世界の舞台で戦う上で、6月には人生2度目となるケニア合宿を敢行。トップ選手ともまれる中で「1500から1万まで、もしかしたらマラソンまで対応できるんじゃないかなという練習をどの選手もやっていた」。マラソンを具体的に取り組む考えは現時点でないが、確かな手応えを感じた瞬間もあったという。

 ケニア合宿時にはフルマラソンで2時間17~18分台の自己ベストを持つ選手などがいたマラソングループで練習を実施。「トラック練習もマラソンの選手たちと一緒に練習していて、マラソン選手のトラック練習だが、それに全部つけただけでも、私は『やったー!』となるぐらいレベルが高かった。距離走とかは全然つけなかったので、今、マラソンをしてもダメかなと思うが、間近で見ることでこういうふうにやったら、2時間20分を切れるのではとヒントになった」と口にした。

 直近の目標は来年に迫るパリ五輪の1500&5000メートルで入賞すること。「海外のレースをもっと計画的に組んで、より競争する力というか、他の選手と勝負するというところの力を高めていきたい」。まずはトラックでパフォーマンスを磨いていく構えだ。