エース山本由伸の無双復活の完投勝利で5―1と快勝し、対戦成績を3勝3敗のタイに戻した。4日の阪神との日本シリーズ第6戦(京セラドーム)は先制されながらも2回に若月の適時打と中川の犠飛ですぐに逆転。5回には3番に抜擢された紅林の2ラン、8回には頓宮のソロ弾でリードを広げ、山本が日本シリーズ初白星をマークした。

 中嶋監督は「完全に追い込まれていたんで何とかタイにできてよかった。前回(28日)やられたんで山本が2回連続でやられるわけない、と思って信頼して出した。この試合は全部由伸にかけた」とエースをねぎらった。

 崖っぷちの状況から逆王手をかけ「自分とこの球場ですし、大きな声援が勇気出ますよ。どっちかが勝ってどっちかが負ける。ただ全力で勝ちに行きます。みんなにいい思いをしてもらいたいし、負けて終わりたくないというのはある。やるのは選手。こっちはどういうふうに気持ち、集中力を持たすかしかできないんで」と選手を信じ、運命の第7戦をにらんだ。