オリックスが阪神との日本シリーズ第3戦(31日、甲子園)に5―4で勝利し、通算成績を2勝1敗とした。

 先発した東晃平投手(23)が5回1失点の粘投で、球団初となる育成出身投手の日本S初勝利をつかんだ。中嶋聡監督(54)は、東が落ち着いているように見えたと問われたが「顔がね、そうでもないと思う」としつつ「若月が(盗塁を)刺してくれたり、守備も助けてくれましたし、よく投げたと思います」と目を細めた。

 1点ビハインドの4回には、頓宮に日本S初本塁弾が飛び出し「なかなかホームランは出ないのかなと思ったんですけど、ああいう形でパンと(点を)取ってくれるといいですよね」と主砲をたたえた。

 走者を背負いながらも、無失点で抑えた5番手・平野佳には「3人でパンって帰ってきてるからね。こういうゲームになると後ろに行けば行くほどプレッシャーがかかってきますし、そのプレッシャーが平野ぐらいの経験者でもあったのかな」と振り返った。

 日本一に王手がかかる一戦となる。「何点差でも勝ちは勝ちなので、勝ったらつながると思ってやっています」と静かに闘志を燃やした。