【ソフトバンク1位・前田悠伍(18=大阪桐蔭)】26日のプロ野球ドラフト会議で〝世代ナンバーワン左腕〟として甲子園を沸かせた前田は外れ1位の3球団競合の末、ソフトバンクが交渉権を引き当てた。胸をなで下ろした前田は「ベテランの方も若手の方も活躍されていてバランスが取れている素晴らしいチーム」と印象を口にした。
最速148キロの直球を武器に高校生離れした投球術とフィールディングで3季連続で甲子園に出場し、明治神宮大会を連覇。今秋にはU―18W杯でチームを世界一に導いた左腕は、プロ通算17年のベテラン和田毅投手(42)の名を挙げ「長い間活躍するのがいい選手と思っている。秘訣を聞きたい。ベテランだけど、真っすぐも速いですし、どうやって練習しているのかを聞きたい。僕も40歳までやりたい」と胸を膨らませた。
そんな前田の1年目からの〝覚醒〟に期待するのは4歳年上の兄・詠仁さんだ。球児の先輩として弟の成長を見てきた詠仁さんは、前田が3年時に主将を務め、自分だけではなくチームのことも考える立場になったことで「主将のタイプではなかったし、ましてや大阪桐蔭ですから。周りを見ようと自分の投球が悪くなった時期があった。背負うものが少なくなって伸び伸びできると思う。マウンドに上がったら試合を支配する気持ちでできる。周りを考えなくていい」と背中を押した。
重圧から解放された前田が常勝軍団〝復権〟の一翼を担うかもしれない。












