女子プロレス「マーベラス」の〝カリスマ〟長与千種(58)が、因縁の尾崎魔弓(54)に完敗を認めた。
OZアカデミー22日の横浜武道館大会でマーベラスの渡辺智子、桃野美桜と組み、極悪ユニット「正危軍」の尾崎&安納サオリ&翔と「イリミネーション6人タッグ・ジャッジメントチェーンデスマッチ」で激突。どちらかのチームが全滅するまで継続され、両軍1人ずつが残った場合、両者の腕をチェーンでつないで戦うチェーンデスマッチに突入する特殊ルールだ。
8月にマーベラスのAAAWシングル王座が尾崎に流出。団体のベルトを踏みつけられた長与が激怒し、今回のデスマッチが決定した。
試合では両軍入り乱れる場外戦が勃発し、大混乱。それでも先に敵軍の翔、安納から3カウントを奪い、失格に追い込むことに成功した。しかし、渡辺のラリアートが桃野に誤爆し、尾崎につかまった渡辺は丸め込まれ失格に。勢いに乗った尾崎を止められず、桃野も有刺鉄線ボードの上にパワーボムで落とされ3カウントを奪われた。
リング上は長与が尾崎が残り、ここからはチェーンデスマッチに。一斗缶でぶん殴られピンチを迎えた長与だったが、有刺鉄線ボード上にブレーンバスターで落として反撃。さらにお互いの腕に巻かれたチェーンを外し、サイドバスターをお見舞いした。
尾崎をコーナーに追いつめるまで優勢に持ち込んだが、正危軍マネジャーのポリスに乱入され、リング上は再び大混乱。最後は有刺鉄線ボードにDDTで叩きつけられ3カウントを献上した。
30分以上の激闘を繰り広げながらも、敗れた長与はションボリ。マイクを握った尾崎から「長与、おめえそのザマか! うちら楽勝だったよ」と絶叫され、再びAAAWシングル王座のベルトを踏みつけられた。
これに激怒した渡辺は、12月10日のマーベラス後楽園大会での王座挑戦を提案。その日、OZは大阪大会を開催予定のため王者の尾崎からは断られたが、渡辺はしつこく対戦を要求した。
直後、ようやくマイクを握った長与は「まさか、このシチュエーションでリングに上がるとは思いませんでした。尾崎魔弓、私はリスペクトしてますよ。私はきっと、あなたには勝てません。あなたを倒すのは渡辺です」。
さらに「改めて日時をあんたのマネジャーとやり取りして、また連絡します」と言い残しリングを後にした。












