大事な初戦でつまづいた。広島は18日、阪神とのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルステージ第1戦(甲子園)に1―4で敗れた。阪神のアドバンテージも含めて2敗。早くも厳しい状況に追い込まれている。
投打がかみ合わなかった。ファーストステージ第1戦から中3日で先発した九里が5回5安打4失点と乱調。また打線も相手先発・村上に対し、この日昇格したばかりの韮沢を含めた7人の左打者を並べたものの攻略し切れなかった。
まるで9月の再現だった。レギュラーシーズンで村上と最後に対戦したのが9月8日の阪神戦(甲子園)。この時も堂林、デビッドソンを除く7人の左打者が先発出場したが、7回1/3まで投げた村上に対して6安打で1得点がやっと。試合も1―4で敗れた。
新井監督は韮沢起用の理由を「まずはやっぱり村上はスピンの利いた真っすぐが強いから」とした上で「ニラ(韮沢)は真っすぐに強い。強い真っすぐに対していいアプローチができる選手。二軍でも結果を残してくれていたので、そこは決めていた」と説明した。
セ優勝を果たした相手の阪神に対し、指揮官は戦前に「普通にやっていては厳しくなるというのはある。ある程度、むちゃくちゃやろうかな」と語っていた。その宣言通りの奇策を仕掛けたが、結果的に〝新井マジック〟は不発。それでも新井監督は「いろいろあるけど、しっかり切り替えて明日に入っていきたい」と前を向いた。












