新日本プロレスの永田裕志(55)が、鈴木みのる(55)との犬猿タッグ結成に自信をのぞかせた。高校のレスリング部時代から40年、プロ入りしてから20年以上も殴り合ってきた2人のタッグは、早々に崩壊するのではないかという不安が尽きない。しかし永田は、歴史的握手にみのるの本気度を感じ取り、この2人にしかない〝強み〟を明かした。

 永田とみのるは先シリーズ、6人タッグの7番勝負で激突。9日両国大会での最終戦を終えて3勝3敗1分けとなると、試合後のリング上でまさかの握手をかわした。

 その直前には互いに張り手を見舞い、なぜか永田が1発多く張ってしまう場面も…。「衝動的に出ちゃったんだよな」と何ら悪びれることなく振り返ると「まあその後、『1発多いから殴らせろ』って言ってきたのがアイツらしいけどね。ただ、俺が余計にぶん殴ったのに握手の手を引っ込めなかったからな。あれが一つの信用。このチームいけるんじゃないかと。本人、本気なんじゃないですか」。

 長年いがみあってきた2人のタッグは、獣神サンダー・ライガーが「長続きしない」と断言するなど不安視する声が絶えないが、永田はみのるへの信用を口にした。

 むしろこれだけ長く犬猿の仲にあった間柄だからこそ、化学反応が生まれる可能性に期待している。「信頼関係なのかどうなのかはこれからわかってくるけど、意外と楽しみだよね。少なくとも我々は、他のチームにはない打たれ強さってもんがあるから。あんな強烈な張り手をお互いにぶち込みあって20年戦ってきたツラの皮の厚さは、他の誰も持ってないだろうしね」と目を輝かせた。

 年末には「ワールドタッグリーグ」(11月20日、後楽園で開幕)も控えており、2人のタッグで出場するのか注目が集まる。「組んだ以上は、そういう期待する声も届いてますしね。気が早いことに、いろいろ狙ってほしいって言ってもらえて」と明言こそしなかったものの、意欲的な姿勢を示した。

 14日深夜にはTBS系「オールスター後夜祭’23秋」で「永田裕志 白目剥いちゃう? 剥いちゃわない? クイズ」というテレビ史上最もくだらない企画が大反響を得た。「だいぶ盛り上がりましたよ。一人だけ変なヤツ(グレート―O―カーン)が嫉妬してきたけどね。(SNSで)『お前じゃ無理だ』って言ったらムキになっちゃって。白目の歴史の積み重ねのたまもの? そうだよ。わかってねえんだ、アイツはそういうところが」。白目需要独占でブレーク待ったなしのミスターが、新日本のタッグ戦線にも乗り込む。