自民党の高木毅国対院長と立憲民主党の安住淳国対委員長は16日に国会内で、臨時国会(20日招集)のスケジュールをめぐり会談。岸田文雄首相の所信表明演説を23日に行うことで合意した。

 首相の所信表明演説は招集日に行うのが通例。しかし、野党側は岸田首相の演説に対する質疑がない状況で衆院長崎4区補選、参院徳島・高知の両補欠選挙の投開票日(22日)を迎えることに反発し、23日以降にずれ込むことになった。

 高木氏との会談を終えて会見した安住氏は「日程の案件はほぼ(与党側と)基本合意した。20日は(岸田)総理の所信表明はしない。まあ、だいたいこれがファイナルアンサー。これがダメだとなれば、ゼロからやりますけども、代表質問は後ろにずれていく可能性が高い。最終的にこれで合意し、お互いがいいのではないということになった」と説明した。

 臨時国会のスケジュールをめぐっては、政府と自民党の間で混乱していたことが指摘されていた。

「私と高木さんで苦労した。いまになって(岸田)総理が『ちょっと待ってくれ』みたいな話をしていたから。決められないなら(国対に)任せてもらわないと。私が言う話ではないですけれどもスッキリ感がないんですよ。総理のご性格ですかね。『はい、わかった。それで行こう!』がだいたいなんだけどね。自民党執行部のほうもストレスが溜まっている状態みたいだ」と安住氏は語った。

 臨時国会の会期は12月13日までで基本合意した。