日本代表MF南野拓実(28=モナコ)が、サバイバルへ〝最強の何でも屋〟を目指す。

 森保ジャパンは15日、国際親善試合チュニジア戦(17日、ノエスタ)へ向けて神戸市内で非公開練習を行った。13日のカナダ戦では、カタールW杯以来の代表復帰となった南野が先発して攻撃陣をけん引。4―1で大勝の立役者となった。次戦では、左足首を負傷したMF中村敬斗(スタッド・ランス)に代わって前線の左サイドで起用される可能性が高まっている。

 前線や中盤のあらゆるポジションで高いパフォーマンスを発揮できる南野は、森保一監督にとって〝ジョーカー〟になり得る。指揮官はそのユーティリティー性について「(システムが)4―2―3―1であればトップ下がベースでトップもウイングもできる。4―1―4―1ではインサイドハーフのところプラス、トップ、ウイングもできる。彼の良さを生かしてチームの戦術に落とし込める」と高く評価。両サイドでプレーできることも踏まえ、最大5つのポジションで起用可能と考えている。

 これこそが、南野にとって最大の強みだ。本人も「今回新しいメンバーで、いろんなポジションをできるメンバーが入っているし、それは自分も証明しないといけない。監督にチームとして機能するところを(見せるために)意識してやりたい。全然、どこでもいい。試合に出ることが一番」ときっぱり。エース奪還へアピールしていく覚悟だ。