日本代表で主将を務めるMF遠藤航(リバプール)が、W杯アジア2次予選のあり方について見解を示した。

 W杯のアジア予選では出場国の間に実力差が大きいことが以前から指摘されており、日本も前回カタールW杯の2次予選では大差がつく試合が多かった。そのため「日本が2次予選から出場する必要はないのでは?」との指摘が、以前から挙がっている。

 15日の練習後に取材に応じた遠藤は、アジア予選のあり方に言及。「日本にメリット、デメリットはある。日本サッカーの成長というところを考えると、なかなか難しいところではある。でも、2次予選の国からすると、日本代表が(自国に)来るという意味では、そこが日本代表が来てサッカーが見られるというのはアジアの地域の発展につながっていくという、ポジティブなところも持っている」と功罪両面を指摘した。

 続けて「この2次予選がないほうがいいとなった時に、実際じゃあ自分たちが何をするのかと。親善試合を組むとなっても、南米は予選があって欧州も何かしらの予選があるわけで。現実的に、強豪国と練習試合を組めるのかという状況も含めて、なかなかそこを変えていくのは難しいのかなと」と仮に2次予選への出場がなくなっても、強化面ではマッチメークの難しさが残ると予測した。

 その上で、アジア予選の方式について私見を披露。「アジアの中で2次予選、3次予選というくくりをするのではなくて、いろんなW杯に出た国とか、FIFA(国際サッカー連盟)ランクでそういう国のグループで分けるとか、そのへんのやり方はいろいろあると思う。いろんな話は選手会だったりとか含めて話はしている。何かしらそのうち提示できれば」と選手たちの立場から実際に議論を進めている現状も明かした。

 日本代表はアジアでは抜けた存在だけに、2次予選への〝出場不要論〟は今後も議論の的になりそうだ。