スペイン1部バルセロナが、イングランド・プレミアリーグのブライトンに所属する日本代表MF三笘薫(26)の獲得に乗り出した裏で、日本企業とのスポンサー契約交渉も進んでいる。

 スペイン紙「ムンドデポルティボ」は「バルセロナのスタッフを魅了する選手の一人」として名門が三笘の獲得に動いていると報道。「相手のバランスを崩す能力と、得点できる優れた能力が際立っている。特に左サイドからDFを崩すプレーは素晴らしい」などと高い評価を得ており、クラブ側は獲得へ向けて本腰を入れ始めた。

 三笘を巡ってはブライトンとの契約延長が進んでいる一方で、プレミアリーグのマンチェスター・シティーやマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルなどビッグクラブがこぞって関心を寄せており、水面下で争奪戦の様相を呈している。

 バルセロナは経営難もありマネーゲームになれば不利とみられるが、そこには〝勝算〟があるようだ。

 スポーツ事業を手がける大手広告代理店関係者は「バルセロナが日本企業とスポンサー契約を結ぶ可能性がある。候補は複数だが、大手IT企業が有力のようだ」と指摘する。バルセロナは楽天と2021―22シーズンまで総額約356億円の巨額スポンサー契約を結んでいたこともあり、財政難の中で日本企業で新たなスポンサーを模索。その中であるIT企業が興味を示し、交渉が進められているという。

 日本企業側はバルセロナのブランド力に加え、日本代表のスター選手を獲得することでさらに広告価値を高める狙いがあり、巨額投資もいとわない方針とみられる。バルセロナ側も戦力になる選手の獲得には積極的で、三笘やMF久保建英(レアル・ソシエダード)などがリストアップされているのだ。

 森保ジャパンのエースが、世界屈指の名門で輝く日が来るのか楽しみだ。