日本代表の森保一監督(55)が〝久保酷使問題〟に言及した。

 森保監督は12日に、国際親善試合カナダ戦(13日、デンカS)に向けて会見に出席。MF久保建英(レアル・ソシエダード)が、前日11日の練習後の取材対応時に過密日程について「きついですよ、正直」「調整しながら向き合うしかない。やっぱりずっと出ている選手は、いつかケガをしてしまうので…。チームでも選手層の問題もあるし、全部のポジションをカバーできているわけでもない。そういった部分で難しい部分も正直ある」などと不安視されている酷使問題について本音を語った。

 これを受けて森保監督は「久保が発言したことがメディアで取り上げられているが、日本で戦う時は海外組の選手たちは長距離移動、時差がある中、気候が違う中、また欧州の大会に出ている選手たちは連戦をやって、さらに長距離移動などの過酷な条件の中でも、日本のために、日本代表の一員として覚悟を持って招集に応じ、頑張ってくれている」と厳しい状況の中で久保を始めとした欧州組が強い覚悟を持っていることを強調した。

「以前ある選手が、地球8周分の移動をしたということがあったと思うが、本当に過酷な条件の中、選手たちは日本のために覚悟を持って戦っている。選手がどれだけ覚悟を持っているか見ていただける」と前主将のDF吉田麻也(ロサンゼルス・ギャラクシー)が長距離移動の過酷さを訴えたことを例に挙げながら、ファンやサポーターに選手たちの覚悟を見守ってほしいと呼びかけた。

 欧州組の負担に対する懸念は高まるばかりだが、選手たちは〝覚悟〟で乗りきれることができるのか。今後の対策について議論が求められそうだ。