今オフFAになるエンゼルスの大谷翔平投手(29)の移籍先候補としてレッドソックスが浮上しているが実際どうなのか。米スポーツサイト「コール・トゥ・ザ・ペン」は9日(日本時間10日)に「レッドソックスが大谷翔平と契約しない2つの理由と契約する1つの理由」と題し、可能性を検証した。
レッドソックスが移籍先として注目を集めるのはニューヨーク・ポスト紙のジョン・ヘイマン記者が5日(同6日)に「大谷と契約の可能性がある脅威の存在」として伝えたことがきっかけ。しかし、8日(同9日)に地元メディア「マスライブ」のショーン・マクアダム記者が、先日行われたレッドソックスの会議で大谷は話題になっていないと報じるなど、情報が錯綜している。
同サイトは大谷と契約しない1つ目の理由に、レッドソックスにはすでにDHを必要とする選手がたくさんいるからだと指摘した。
「吉田正尚がDHでの出場が必要となったため(それまでDHだった)ジャスティン・ターナーを守備ポジションに戻したし、昨オフ長期契約したラファエル・ディバースがいずれDHとなるだろう。大谷と契約するということは、吉田などの選手をトレードに出すことを意味しており、それは球団が希望していないことだ」
2つ目の理由はここ数年、ぜいたく税を避け、長期契約を避けている傾向にあることに言及した。
「2020年にムーキー・ベッツ外野手と再契約せずドジャースにトレードしたことから球団はまだ立ち直れていない。昨オフ、ザンダー・ボガーツ遊撃手との入札戦争に負けた。昨オフ、オーナーのジョン・ヘンリー氏がフェンウェイ・パークで行われたNHLウインター・クラシックでブーイングを受けたことからディバースが翌週にようやく契約延長されたが、この5年、節約傾向にある」
現実的な事情がある中で大谷と契約するとしたら理由は1つだという。
「過去2シーズンにわたり最下位に終わったため、ファン層をなだめる必要がある。現在、球団が再び競争力を持つためにはスーパースターが必要で、大谷がスーパースターだからだ」
右ヒジを手術し、来季は打者に専念することで事態は複雑になっている。大谷が契約を結ぶまで移籍先情報が乱れ飛ぶことだけは間違いない。










