ポストシーズン(PS)で盛り上がる米大リーグにあって、今オフFAとなるエンゼルス・大谷翔平投手(29)がどこへ移籍するのかも注目の的になっている。名物記者のSNSや各メディアで情報が錯綜するなか、米誌「スポーツイラストレイテッド」(電子版)は8日(日本時間9日)、「大谷翔平とリンクしている全てのチーム」として6球団を挙げ、現実味に言及した。
まず本命視したのはドジャースとレッドソックスだ。ドジャースは「大谷の勝利への意欲、西海岸に留まりたいというウワサなど、大谷にとって多くの条件を満たしている」とし、資金面やFAとなるJ・D・マルティネスが退団した場合に新たな指名打者が必要になるというチーム事情から大谷にフィットしているとの見立て。レッドソックスも、資金面とPSを狙えるチームであるとの観点から有力候補に挙げた。
エンゼルスやドジャースと同じ西海岸を本拠地とするジャイアンツに関しては「理屈の上でマッチしている」としたうえで「ベテラン中心のチームを押し上げるスター選手が必要」と指摘。ハーファン・ザイディ編成本部長が過去にアーロン・ジャッジ(ヤンキース)やカルロス・コレア(ツインズ)にも食指を伸ばしていることからも「間違いなく大谷に手を出すだろう」とした。
また「意外な候補の一つ」としてマリナーズを挙げた。才能あふれる若手選手が多く、2年連続でオールスター戦にも出場している今季32本塁打のフリオ・ロドリゲスに並ぶスーパースターを求めている。過去にエンゼルスでGMを務めたジェリー・ディポト編成本部長がオーナーを説得できれば、エンゼルスファンは「大谷が古巣を懲らしめる姿を今後何年も見ることになるかもしれない」と予想した。
ほかにもカブス、メッツが候補に挙がっているが、カブスは大谷との交渉の前に「中堅手のコディ・ベリンジャーに彼と(代理人の)スコット・ボラス氏が求めるような契約をオファーするかどうかも決めなければならない」と指摘。メッツについては「オーナーのスティーブ・コーエン氏は無限の資金を持ち、今オフは大谷に〝全力投球〟すると言われているが、昨オフに大金を費やした成果はそれほど良いものではなかった」ことから「望みは薄い」とした。










