新日本プロレス1日の後楽園大会で、タマ・トンガ(40)がNEVER無差別級王座(現王者はデビッド・フィンレー)奪取に弾みをつけた。

 タマは9日両国国技館大会でフィンレーの持つNEVER王座に挑戦する。この日の大会ではタンガ・ロア、ヒクレオ、エル・ファンタズモ、KUSHIDA、ケビン・ナイトと組んで、フィンレー、チェーズ・オーエンズ、アレックス・コグリン、ゲイブ・キッド、クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー組とのイリミネーションマッチに出場した。

 12人ものレスラーが集結したイリミネーション戦は大乱戦となり、両軍から続々と脱落者が出る。最後の一人となってしまったタマは、フィンレー、オーエンズの2人を残す敵軍に対し数的不利の戦いを強いられた。

 それでもオーエンズをオーバー・ザ・トップロープで失格に追い込むと、フィンレーと一騎打ち状態に。パワーボムをウラカンホイップで切り返し、オーバー・ザ・トップロープを狙う。エプロンに立ったフィンレーもロープをつかんで踏みとどまるが、タマはロープ越しのガンスタンを発射。たまらずフィンレーも場外に転落し、一人残りの逆転勝利を収めた。

 今年5月福岡大会でフィンレーに敗れ王座から陥落。担架送りされる屈辱を味わった。「今日までとても長い旅だった。だけど皆がずっとそばで一緒に旅してきてくれた。どん底の自分から最高の自分まで見てきてくれて…。今日伝えさせてくれ。皆さんを愛してます。今日、俺は全力を尽くした。それは全て皆のためだ。これからもこの度のそばに居続けてくれ」とファンと仲間に感謝の言葉を送ったタマが、両国決戦でベルトを奪回する。