陸上男子100メートルの前日本記録保持者で、今年8月に行われた世界選手権では6位に入賞したサニブラウン・ハキーム(24=東レ)が、次世代のアスリート育成構想を明かした。
30日に都内で行われたイベント「サニブラウン スピード トライアル」の終了後に、作成するのは「中学生のとき以来」というパワーポイント資料を用いて報道陣にプレゼンテーションを行った。
冒頭では、選手の海外リーグでの活躍や国際大会の盛り上がりが目立つ野球界やサッカー界と陸上界を比較し、「陸上競技の立ち位置を考えると、人気の部分も含めてちょっと寂しいなと感じる部分がある」と素直な気持ちを吐露した。
そこで「自分自身がメダルを取ったり、世界記録を出したり、現役の選手として活躍して陸上競技の人気を上げるのは大前提」としたうえで、「エンターテインメント性のある大会を開いたり、子どもたちが海外などいろんなものにチャレンジできるような機会を増やしたりしていきたい」と展望を描いている。
その一環として、来年には独自の陸上大会「DAWN GAMES」を開催することを明かした。次世代を担う子どもたちをメインに、北海道・東北地区、関東地区、関西地区、九州地区でそれぞれ予選を行い、パリ五輪の終了後には東京で決勝大会を開く予定だ。
自らの大会へのこだわりを、「ゆくゆくはインターハイや、国体ぐらいの大きな規模の大会にできたらという思いと、日本だけでなく海外の目にも触れられるような大会したい」と野望を語った。日本の陸上界のレベルアップへ、サニブラウンがプレーヤーとプロモーターの二刀流で引っ張っていく。












