後輩に投げ負けるわけにはいかない――。中日・梅津晃大投手(26)が25日の阪神戦(バンテリン)に先発し、8回5安打1失点の快投を披露。2020年7月5日の巨人戦(東京ドーム)以来、実に1177日ぶりの勝利をつかみ取った。

 107球の熱投を見せた。2回こそ先頭の佐藤輝にバックスクリーン左へ先制の22号ソロを突き刺されたが、その裏にすぐさま龍空の2点適時打で逆転に成功。そのまま3回以降は猛虎打線を手玉に取り、8回までスコアボードに「0」を並べた。

 右ヒジ内側側靱帯(じんたい)再建術を受けて復帰3戦目。ついに3年ぶり白星を手にした梅津はお立ち台に上がると「今日、しっかり勝ってこの景色を見たいと思っていた。すごくうれしいです。時間がかかってしまいましたが、本当に大きな声援をありがとうございました」と目を潤ませながら喜んだ。

 相手先発は東洋大の2年後輩となる村上頌樹とあって刺激となった様子。「優勝が決まっているチームの投手で、今年は村上の成績にすごく負けているけど、今日はしっかり覚悟を決めて、この試合に勝てるように気持ちを入れて投げた」と明かした。

 それでも8回で降板したことに「本来なら、9回までしっかり投げきって、自分自身で試合を決めたかった。だけど、まだまだそこも体力不足という課題がある。9回を投げきれるように、来年は頑張っていきたい」とレベルアップを誓った。