【米マサチューセッツ州ボストン24日(日本時間25日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(30)は本拠地でのホワイトソックス戦に「4番・DH」で先発出場し、3打数1安打だった。打率2割8分8厘。試合は6回裏終了後に降雨コールドゲームとなり、チームは2―3で敗れた。
吉田のバットが快音を発したのは1―0の4回一死無走者だった。相手先発の右腕クレビンジャーがフルカウントからの9球目に投じた外角高めの94マイル(約151キロ)のストレートを手首を返さずに左手でバットを「押し込めたかな」という打球は逆風を突きながらも高さ11・3メートルのグリーンモンスターと呼ばれる左翼フェンスを直撃。今季31本目の二塁打は飛距離340フィート(約103・6メートル)だった。
2回先頭は中直。6回一死無走者は左飛だった。試合後、「(クレビンジャーは)どちらかというと縦の軸(で配球するタイプ)の投手に対してはしっかりアプローチが出来ている。1打席目は少し詰まったが、引っかけるゴロというより、ライナー性だったり、角度をつけたり。今日に関しては出来ていたかな」と内容のある打席を振り返った。
試合は6回裏終了時に雨脚が強まり中断。その間、レッドソックスナインたちはいつものようにクラブハウスで待機した。一方、吉田は「ゆっくり座って、(再開までの)時間を逆算してもう一回身体を起こすというか、で、またちょっと(ケージで)打ったりして」いたと明かした。
しかし、ポストシーズンに進めない両軍の監督はこのまま試合終了にすることで合意し、1時間43分待った末に降雨コールドゲームとなり試合が成立した。
今季、何度も降雨中断、降雨による延期、悪天候の影響によるダブルヘッダーを経験したが、降雨コールドはメジャー移籍後初。吉田は「ボストン、毎カードに1回は雨が来ているなって。みんな、こんなのは初めてだって言うから、そういう年なのかな」と明かすとこう続けた。
「(日本では)ドームを本拠地にしていたので少し慣れないというか、天候を気にせず試合に入れたのが、ちょっと気になったりとか、特に雨風で(打球も)変わるし、そこは自然と気になる」
メジャー1年目で受けている〝洗礼〟は日本時代はほぼ経験がないだろう。郷に入っては郷に従うしかない。












