パ3位・ソフトバンクが19日の4位・楽天戦(楽天生命パーク)に2―3で逆転負け。1・5ゲーム差に詰め寄られた。鬼門の敵地で7連敗となり、同カードは4試合を残して負け越しが決まった。藤本監督は「明日なんとか全力で勝ちにいきましょう」と懸命に前を向いた。
前日18日に3年連続のV逸が決定。リーグ優勝に限れば直近6年で一度だけとなってしまい、2010年代に常勝を謳歌(おうか)したチームは苦境に陥っている。オフに大補強を敢行しながら現在は勝率5割。補強組が屋台骨となりつつ、若手が育っていく好循環が期待されていたが…。
二軍はV間近で選手層に関しては12球団屈指ながら、一軍での大暴れにはつながらなかった。また、かつてチームの強さの核となってきた育成選手からの台頭も減少してきている。今季からは四軍制がスタート。育成選手だけで53人が在籍しているものの、かつて三軍制発足時の1期生から千賀(現メッツ)、甲斐、牧原大が飛躍した「育成の鷹」は〝停滞〟しており検証の必要性を訴える声も出ている。
「当時は今と違って他チームが育成選手を指名していなかったということもあるが、チームの背番号3桁も少なく『プロ野球選手じゃない』と言われ、厳しい環境のもとで育っていった。今も選手たちなりには頑張っているのかもしれないが…。仲間が大勢いて模範とすべき主力との距離も遠い。支配下の二軍選手への突き上げも含めて、競争意識という点でもうまくいっていないように感じてしまう」(球団関係者)。
いきなり正解を求めることは拙速かもしれないが「育成の鷹」の再建が常勝復活へのカギを握っていると言えそうだ。












