ラグビー日本代表は17日(日本時間18日)、イングランドとのW杯フランス大会1次リーグD組第2戦(ニース)に12―34で敗れた。
世界ランキング6位(日本は14位)の強豪相手に、前半を9―13と互角に渡り合う。後半に入ると、SO松田力也(埼玉)のペナルティーゴールで1点差に詰め寄る。しかしここから、イングランドの反撃にあってしまう。3つのトライで突き放されてしまった。終了直前の4トライ目でボーナスポイントまで献上。日本は攻撃で見せ場をつくるも、要所でのミスなどもあり、最後までトライを奪えなかった。
SH流大(東京SG)は「勝つチャンスはあった。悔しいけど、これで終わりではない。切り替えてサモア戦に向かいたい」。大会に入ってキック好調の松田は「(キックで)チームを勝利に導けるよう磨いていきたい」と誓った。
8強入りに向けては、まず28日(日本時間29日)の1次リーグ第3戦サモア戦に勝つことが大前提。その上で、アルゼンチンとの1次リーグ最終戦(10月8日)を迎えなければならない。