日本ラグビー協会がジャニーズ事務所所属の櫻井翔(41)が務める「ジャパンラグビーアンバサダー2023」の続投を決定したことを受けて、開催中のW杯で日本代表への影響を懸念する声が高まっている。

 櫻井はフランスW杯に出場するラグビー日本代表の認知度向上などを図るアンバサダーに就任して11月20日までの契約となっているが、ジャニーズ事務所の性加害問題が世界各国で注目を集めるようになり、W杯開催国フランスの大手紙「ル・モンド」がアンバサダー起用を批判するなど波紋を呼んでいる。

 そうした中、ラグビー協会は「このたびの事務所の社会的責任と、櫻井氏個人の活動は、切り離して考えています。櫻井氏は元ラグビー競技者としてまたラグビーファンとして、常にラグビーを応援し続けてこられており、着任いただいているジャパンラグビーアンバサダー2023の役割に現時点で変更予定はありません」と櫻井のアンバサダー続投を決定した。

 この決定に各界から疑問の声が上がる中、有名ファイナンシャルプランナーでシェアーズカフェ代表取締役社長の中嶋よしふみ氏が今後の懸念を指摘した。

 中嶋氏は16日に自身の「X」(旧ツイッター)で「バレーボールと真逆。日本が大会から閉め出されかねない。どうかしてるだろ」と直言した。

 バレーボール界では、来夏のパリ五輪への出場権をかけて日本で開幕した「ワールドカップバレー」(国際バレーボール連盟主催)で、ジャニーズ事務所の性加害問題を受けて大会のスペシャルサポーターに就任予定だった同事務所のグループの起用が取りやめになったことが一部で報じられているが、それとは対照的なラグビー協会の対応を中嶋氏は批判。国際社会からの批判がさらに大きくなれば、日本代表が開催中のW杯から前代未聞の〝追放〟となる可能性を不安視しているのだ。

 ファンなどからもこの投稿に返信する形で、代表への影響を心配する声が殺到。「いやこれマジで今大会から追放される可能性あるよ」「ラグビーの邪魔しないでくれ!」「これで大会に締め出されたら、双方諦めつくのか?甚だ疑問です」「おっしゃる通りです!開催国フランスが拒否反応をしており、試合に出られなくなる可能性は充分あります!代表には関わりのない事!性被害、性犯罪を甘く、軽く見過ぎています!先週もJが出てくる度にチャンネルを変える応援している人達の苦しみを理解していない!」「国際社会の笑いものになるね日本」などと意見が出ている。

 ラグビーW杯がグラウンド外の話題で注目を集めてしまっている。