巨人で監督も務めた野球評論家・堀内恒夫氏が13日に自身のブログを更新。「アレ(優勝)」へのマジックを「1」とした阪神との一戦を前に思いをつづった。
この日の敵地・甲子園での対戦は3回に佐藤輝に痛すぎるグランドスラムを浴び、攻撃陣は1点も挙げられないまま0―4で2戦連続の零封負け。2位・広島も敗れたため、阪神のマジックは「3」から「1」となり、18年ぶりのペナント奪回に王手をかけられた。阪神は9月に入って今季2度目の10連勝。堀内氏は「優勝を目前としたチームの勢いっていうのかい。それをすごく感じたね」としたのが、巨人の2回の攻撃だった。
両軍とも無得点の一死一、二塁とした絶好の先制機。ここで「7番・右翼」でスタメン出場した岡田が放った強烈なライナーは、相手先発・青柳のグラブをはじき、勢いが弱まってノーバウンドで二塁手・中野のグラブにすっぽりと収まった。飛び出していた二塁走者・坂本は帰塁する間もなく、中野が二塁ベースを踏んで併殺が完成した。
なかなか見られない〝珍併殺〟に、堀内氏は「勢いのあるチームってこういうプレーが出るのよ。そんなことを書いている間に広島が負けて阪神のマジックは1ですか。」とし「さあ、明日はどうする巨人!」と添えた。
巨人は14日も甲子園で阪神と対戦する。もし敗れれば、岡田監督率いる阪神の18年ぶりとなるリーグ優勝が決定する。また、甲子園と同じ午後6時開始で6連敗中の広島が敵地・神宮球場でヤクルトに敗れても、阪神の胴上げが決まる。今季の「必達目標」だったV奪回の可能性が完全消滅している巨人にとっては、敵地胴上げを見届ける〝二重苦〟の危機。自力だけでは阻止できない状況下、原巨人の戦いぶりにOBも注目している。












