DDT9日の大田区大会で、アジアタッグ王者の〝邪道〟大仁田厚(65)が秋山準(53)からの挑戦表明を受諾した。

 この日はアジアタッグ王者のパートナーでもあるヨシ・タツに小嶋斗偉を加えたトリオで秋山準、高木三四郎、岡田佑介のDDTトリオと対戦。試合は開始3分は大仁田と秋山が一騎打ちを行う「時間差スクランブル・バンクハウス電流爆破6人タッグデスマッチ」で行われた。

 開始早々、秋山とにらみ合いながら距離を保った大仁田は、一瞬の隙を突いていきなり毒霧を噴射。そこから得意の場外戦に持ち込み、ペースを握りにかかった。

 だが、そう簡単に沈む相手ではない。リングに戻るとヒザ蹴りからフロントネックロックで捕獲され、大仁田は絞め落とされそうになる。動けなくなったところでフォールされたが、小嶋がレフェリーの足を引っ張りカウントを妨害。これで3分が経過し、残り4人も試合に参加。6人タッグでの戦いになった。

 その後、高木の電流爆破バット攻撃をくらうなどした邪道だが、ヨシ・タツの援護射撃を受けて逆転。秋山を爆破して戦闘不能に追い込むや、最後はヨシ・タツと孤立した高木に爆破バットのサンドイッチ攻撃を決めて勝利した。

 試合後、マイクを持った大仁田は「秋山、電流爆破に来てくれて、心からありがとう!」としつつ「ヨシ・タツ選手よ。これじゃあ腹の虫が治まらないだろ!」と鈴木鼓太郎とのタッグで挑戦を表明していた秋山とのタイトル戦をついに受諾。18日名古屋国際会議場イベントホール大会での同王座戦が決定的となった。

 そして「アジアタッグは俺とヨシ・タツ選手が持って知名度が上がったはずだ。このまま永久に防衛する。そして秋山と鼓太郎選手に勝てば、ますます価値が上がるだろう」と自信たっぷりに話した。

秋山準(中)に電流爆破バットを浴びせる大仁田厚
秋山準(中)に電流爆破バットを浴びせる大仁田厚

 一方、初の爆破戦で被弾し、痛恨の敗北を喫した秋山は「絞め落として何も言えない状態にしてやろうと思ったけど、小嶋が余計なことをしやがって…」と恨み節。この日の負けは認めつつ、「アジア(タッグ王座戦)も電流爆破かもしれないけど、やってやろうと思う。負けて言える立場じゃないかもしれないけど。電流爆破で負けたままは嫌なので、電流爆破でリベンジしてやろうと思います」とリベンジの炎を燃やした。