DDT9日の大田区大会で、新日本プロレスのIWGPジュニアヘビー級王者の高橋ヒロム(33)が電撃登場した。

 この日の第4試合はDDT EXTREME王者の平田一喜とアイアンマンヘビーメタル級王者の土井成樹が対戦した。EXTREME王者が決める試合形式「人類みな平等! 平田一喜デスマッチ」の詳細に関してはしょうもない上に大体はその字面から想像がつく通りなので割愛する。

 だが、心身共に平田になるように求められ事実上の「飛車角落ち」状態となった土井がサングラスをかけて踊るなど予想以上に平田として奮闘。しかし最後は本物の平田が、踊る土井を背後から襲って丸め込み合戦に持ち込んだ挙げ句強引に押さえ込んで3カウントを奪った。

 試合後、2冠王の喜びを全身で表現した平田は、続けて11月12日の東京・両国国技館大会に参戦が決まっているヒロムへの思いをしたためた手紙を読み始める。そして「どうしても立候補させて下さい。ここに宣言します。対戦表明いや、また一緒に楽しいことやろうぜ表明します」と両国でのシングル戦を求めた。

 するとそこにまさかのヒロム本人がダッシュで登場。とりあえずアイアンマンを狙ってあいさつがわりに押さえ込むと、カウント2で返した平田に「俺に対してのメッセージありがとうございます。受け取りました。平田さんが勝とうが負けようが、やるつもりでした。シングルマッチいいじゃないですか。平田さんのこと、いや、平田一喜のこと、DDTの中で一番大好きだからアナタとシングルマッチがしたい。ぜひよろしくお願いします」と、対戦を受諾だ。余りの早い展開に「いきなりそうだと引いちゃうというか。怖いというか」と一度は平田も腰が引けたが受け入れ、対戦が決定的となった。

 ヒロムにとって平田は2011年2月の新木場大会でのシングル戦で初勝利を挙げる相手でもある。12年の時を超えて再度実現する戦いの行方はどうなるのか。その後ヒロムは、平田の求める通りノンタイトル戦で戦うとしつつ「普通にやったらIWGP王者に勝てないと思いますが、だったらDDTらしい特殊なルールでやろうじゃないですか。後は平田さんが決めてくれるんじゃないですか?」とEXTREME王座戦のような特殊ルールでの試合を提案。

 これに平田は目を輝かせて「マジですか? え。じゃあ考えます。新日本が怒っちゃうようなルールを考えておもてなししたいです」と応じた。久々の対戦はどうやら一筋縄では済みそうにない。