ラグビー日本代表FL姫野和樹主将(29=トヨタ)が、W杯フランス大会(8日=日本時間9日開幕)へ向けて〝キャプテン力〟を不安視されている。
史上初の8強入りを果たした2019年日本大会に続いて、W杯メンバー入りした姫野は、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)から主将の大役を任された。先月15日のメンバー発表会見では「自分の持てる情熱、愛情、リーダーシップをしっかり出してチームを引っ張っていきたい」と意気込みを語った。
本人のやる気とは裏腹に、ラグビー関係者は「彼は生粋のキャプテンタイプではない。やれと言われれば頑張ってその役をこなそうとするが、初めてキャプテンとして臨むW杯でチームをまとめられるのかは、ちょっと心配。そういう部分で苦労することもあるだろうね」と指摘した。
実際、姫野が主将キャリアを歩み始めたのは、帝京大を出て17年にトヨタ自動車入りしてから。当時チームを指揮した名将ジェイク・ホワイトHCから加入1年目にもかかわらず指名を受け、未知の役割に当初は悪戦苦闘した。その中で自らのプレーでチームを引っ張るスタイルを確立したが、経験不足は否めない。
それだけに、副キャプテンを務める帝京大の先輩・SH流大(東京SG)は、一人前の主将として物足りなさを感じているようだ。「少し頼りないので、僕がサポートしながらやっていくと思う。考え過ぎるところがあるので、そこをリラックスさせながら、お互い自分らしくやっていきたい」と口にしたこともある。
主将就任の影響で自身のパフォーマンス低下だけは、避けたいところ。流や前主将のFLリーチ・マイケル(BL東京)らの助けを借りながら、大舞台で〝独り立ち〟なるか。









