ラグビーW杯フランス大会の開幕戦、8日(日本時間9日午前4時15分)の1次リーグA組・フランス対ニュージーランド戦(スタッド・ド・フランス=パリ郊外サンドニ)のメンバーが日本時間7日までに発表された。

 開催国で世界ランキング3位ながら優勝候補の有力国と目されるフランスは、ほぼ現状のベストメンバーで圧勝したオーストラリア戦(41―17、8月27日)の先発と11人が同じ。主将で2021年の世界最優秀選手のSHアントワーヌ・デュポンを中心に、FW第3列からBKはほぼ変わらない選手たちで臨む。

 ただ、大会の目玉の1人だったSOロマン・ヌタマックがひざを負傷して大会欠場のほか、PRシリル・バイユ、LOポール・ウィレムセ、ウォームアップ戦で活躍したCTBジョナサン・ダンティが23人のメンバーから外れた。故障のためとみられる。

 対する世界4位のニュージーランド代表オールブラックスは、主力で臨んで南アフリカに歴史的大敗(7―35)を喫した8月25日の先発のうち10人が今回も名を連ねた。バレット3兄弟のうち、最年長のボーデンはFB、2番目で南ア戦はイエローカード2枚で退場処分となったスコットがLOで先発。本来CTBのジョーディーはメンバーから外れた。海外専門メディアの報道によるとひざを痛めているという。196センチ、95キロで突破力のあるジョーディーの不在は戦力減となる。

 事実上の決勝戦とも目される一戦。オールブラックス伝統の「ハカ」をリードするアーロン・スミスとデュポンのSH対決も見どころ。

 両チームは1987年の第1回、11年の第7回大会の決勝戦を戦い、いずれもニュージーランドが勝利。07年には準々決勝でフランスがニュージーランドを史上最低の8強敗退に追い込むなど因縁がある。フランスは99年大会でも準優勝しており、12年ごとに決勝戦に進出。今回はその〝順番〟にあたる。