フィギュアスケート男子で五輪2連覇を達成したプロスケーター・羽生結弦(28)の自身初ツアー「Yuzuru Hanyu ICE STORY 2nd 〝RE_PRAY〟 TOUR」は、海外でも大きな注目を浴びている。

 ロシアメディア「sports.ru」は、クセニア・クラシュキナ記者の羽生に関するコラム記事を掲載。「羽生選手はキャリアを終えた後もその姿を変えている。彼の新しいショーは観客の心を変える宇宙のようなものだ」との見出しを立てた上で、当ツアーに至るまでの過程をこと細かに伝えている。

 クラシュキナ記者は「通常のフィギュアスケートのツアーは少なくとも十数回の公演で構成されており、平均で10~20のナンバーを各選手が演じているが、羽生選手は今回もソロ形式を選んだ」と指摘。その上で羽生の決断に対し「1人で数時間の演技を続けるのは非常に難しく、それを3公演(埼玉、佐賀、横浜)繰り返すのは大きな挑戦だ」と賛辞を贈った。

 さらに当ツアーに込められた思いについては「羽生選手が大好きなゲームの文化に触れられており、リプレーとは英語で再生と訳される。まるで今回は羽生選手自身がキャリアを再び演じているように感じる」と考察しつつ「このシナリオの結末は現実と同じではない可能性が高いのでは」との見方を示した。

 1日に羽生はSNSを通じ「正解が1つではない問いの中で、そして、一度として同じにならない空間とスケートと演出で、見てくださる方、一人ひとりの中にしか生まれない世界の色を、感じていただければと思います」などとコメント。海外記者も羽生の一挙手一投足に関心を寄せているようだ。