日本維新の会・音喜多駿政調会長は5日、国会内で開いた会見で、次期衆院選東京1区(千代田区、新宿区)公認候補予定者となったことを発表した。

〝ブロガー議員〟として人気が高い音喜多氏は、2013年に都議会議員として初当選してから10年目を迎えた筋目に衆院選への新しいチャレンジを決意したという。

「(次期衆院選で維新の)野党第一党獲得は極めて急こう配、難しい目標への挑戦です。執行部の一員である私自身が、挑戦しないということは考えられない。私も先頭に立ってリスクを取らなければ、組織も私も成長しない。その想いで衆議院選挙への挑戦を決意させていただきました」

 参議院から衆議院への鞍替え立候補となった音喜多氏は、現職の立憲民主党・海江田万里氏、自民党の山田美樹氏と〝三つ巴〟バトルを展開することになった。

 音喜多氏は東京1区の選挙情勢について「厳しい選挙区であると認識しています。千代田区で維新はそれなりの支持があるんですけども、新宿区はなかなか票が出ないのが、数字的な現実だと思います。厳しい選挙区で勝ち抜くことに意義があると思います」と分析している。

 自民党と公明党は東京選挙区で選挙協力を再び合意した。維新が強くない新宿でどう支持を伸ばしていくのかには「結論から言って〝魔法の杖〟はありません。私がもともと地盤だった北区も公明党と共産党が強い。これは新宿に近いと思っていて、新宿区内には公明党の創価学会の本部があり、共産党の本部も代々木にある。どちらも強い地域です。地道に活動して維新の政策を伝えていきたいと思っています」とした。

 対戦相手の海江田氏と山田氏についてはどう見ているのか。

 音喜多氏は「海江田さんはかつて閣僚もやった大ベテランで知名度も高く強敵。一方、長く(政治家を)やられているので有権者から『そろそろ世代交代だ』との声も聞く。山田さんは1回(テレビの)クイズ番組で一緒になった。同じチームで、次々に漢字の問題を答えて凄いインテリだと思った。コメントはカットされて、そこの部分は勝ったと思った。相手が誰であろうと関係ないです」と語った。

 最大震度1を観測した地震に見舞われ会見を一時、中断するアクシデントにも見舞われた。これに音喜多氏はまったく動じず、会見を無事に終了した。