ヘンリー王子とメーガン妃は4日間のオーストラリアを訪問を終え、19日に米国に帰国したが、調査会社の調べによると夫妻はオーストラリア国民の支持をほとんど得られていないことが分かった。英紙デーリー・メールが21日、報じた。

 滞在中はメーガン妃が高級ウェルネスリトリート「ハー・ベスト・ライフ」に参加し、オーストラリア戦争記念館を訪れ、さらには人気料理番組「マスターシェフ・オーストラリア」にカメオ出演するなど、多忙なスケジュールをこなして絶え間ない注目を浴び続けた。

 しかし調査会社「ロイ・モーガン」の新たなリサーチによると、今回の訪問は、オーストラリア国民の支持を得るにはほとんど効果がなかったことが示されている。

 18歳以上のオーストラリア人1767人を対象とした調査に基づいた結果によると、人口の80%以上、つまり約1810万人が、ヘンリー王子夫妻がオーストラリアに滞在していたことを知っていたことが分かったという。

 しかしこの数字は賞賛に結びついたわけではなく、今回の訪問で2人の評価が上がったかと尋ねたところ、肯定的な回答はわずか19%にとどまり、驚くべきことに81%が否定的な回答をした。

 同様に、オーストラリア国民の目には、夫妻と王室の和解への期待は依然として低いままで、今回の訪問がヘンリー王子とチャールズ国王の関係修復に役立つと考える人はわずか13%で、87%は何も変わらないと考えている。

 メーガン妃は個人的な評価ではやや高く、回答者の4人に1人が、今回の訪問で彼女の良い一面を見ることができたと答えた。しかし、圧倒的多数の人が、メーガン妃に対する見方は改善していないと答えた。

 オーストラリア国民がこのカップルをより永住的に歓迎するかどうかという質問に対しては、意見が分かれた。ヘンリー王子とメーガン妃のオーストラリア移住を支持すると答えたのは41%だった一方、反対したのは59%だった。

 この世論調査では、王室による夫妻への扱いに関するより広範な認識についても触れられた。回答者の約31%はヘンリー王子とメーガン妃が不当な扱いを受けたと考えているが、3分の2以上(69%)はそうは考えていない事が判明した。

 王室専門家のリチャード・パーマー氏は「ヘンリー王子とメーガン妃は王室の公費で運営されているメンバーではないので、王室とは何の関係もないと王室側は主張できるだろう。しかし、彼らは国王の息子と義理の娘であり、王室の地位を利用して金儲けをしようとしているという憶測は、君主制の評判を損なうことになる」と指摘している。