日本維新の会・音喜多駿政調会長は31日、自身のブログを更新。自民党女性局のフランス研修写真がインターネット上で物議を醸していることに持論を述べた。

 自民党の今井絵理子参院議員は30日に更新した「X」(ツイッター)で、女性局が海外研修先のフランスで、現地の国会議員らと少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換を行ったと明かした。しかし、同行していた女性局長・松川るい参院議員が、エッフェル塔の前でポースを取ったり、集合写真を撮影したりと、観光旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子をSNS上にアップしたことで批判の声が殺到した。

 音喜多氏は「自民党議員が大挙してパリへ。観光旅行? 海外視察=遊びというイメージ払拭のためにやるべきこと」とのタイトルで「私はどちらかというと、議員の海外視察には肯定的な立場です。オンラインがこれほど普及した世の中であるとはいえ、やはり現地に行ってみないとわからないことはありますし、海外の議員や行政機関と直接会ってパイプを作ることも重要です」と指摘した。

 海外視察の実態について「実際には観光旅行になっていて、議員もその海外視察の成果をまったく政策活動に反映できていないことが大半という、残念なことが多く発生しているのもまた事実です。おまえら何しに行ったんだよ、というイメージがここまで根付いてしまったわけで、それゆえ海外に行く議員たちはより視察先での行動やアウトプットには細心の注意を払わなければなりません」とした。

 今井氏らの海外視察には「こうした観点からすると、少なくとも今回の自民党議員の海外視察のアウトプット・見せ方は稚拙すぎました」とした上で「まず38名という人数は、海外視察を効果的に行うには疑問です。本気で相手と交流して視察の成果を出そうとするなら、議員の数はせいぜい3名から5名くらい。表敬訪問としても、多くて10名くらいが限界でしょう」としている。