京都府南丹市で安達結希さん(11)の遺体が遺棄された事件で、警察は22日、遺体発見現場から約1・8キロメートル離れた国道沿いのため池を捜索した。
先月23日に事件が発生してから1か月。この日、警察はため池で水中ドローンや水中スコープを使うなどしてため池の中を入念に調べた。結希さんの何らかの遺留品があるとみて捜索しているようだ。死体遺棄容疑で逮捕された父親の安達優季容疑者のスマートフォンには遺体を遺棄する方法を検索した履歴が残っていたことも明らかになっており、捜査が続いている。
今回のあまりに痛ましい事件に結希さんを悼む人が絶えない。遺体発見現場近くに設けられた献花台には、花や菓子、飲料水があふれるほど供えられている。
地元のタクシー運転手は「JR園部駅から花を売っている店に寄って、献花台まで何度かお客さんを送迎しました。献花された後は、みなさん涙を抑えられない様子でね。孫がいるくらいの70代の方は『かわいそうに、信じられへん』て(おっしゃってた)。最近、奈良や和歌山なんかの他府県のナンバーもよく見かけるようになりました」と話す。
結希さんの遺留品や遺体は南丹市の別々の場所で発見された。遺体については数か所に移動させた可能性がある。
「(遺留品や遺体の発見現場は)どこも車がなかったら行けない場所。ランリュックが見つかった場所なんか誰も行かない」(同)
安達容疑者は、なぜ遺留品を分散させたのか、どういう経緯で遺体を遺棄したのか、そして警察はため池で何を探していたのか――。事件の全容解明が待たれる。












