阪神の定例のオーナー報告会が30日、大阪市内の電鉄本社で行われ、同日のDeNA戦(甲子園)を前に杉山健博オーナー(64)が対応した。
29日の試合を落とし優勝マジックこそ消えたものの、チームは8月の長期遠征を18勝5敗と驚異的な好成績を残し、チームは18年ぶりのアレ(優勝)にむけて、いよいよ最終段階に突入する。
議場では好調な営業面での報告などもあった模様で杉山オーナーは「正直、9月というのはですね、皆さんのほうがよく御存じでしょうけれども、成績によって球場の入りが変わるんですけども(担当者に)聞いたら『ほぼ完売、という状況』にまで来ていますということで、そういう面では非常にうれしいことだなと思いますね」とホクホク顔だ。
さらに現場については、再三「手腕」「功績」という表現を用いて、岡田彰布監督(65)が率いるチームのここまでの戦いぶりを高く評価した。
常々、タイガース関連の情報等のチェックは欠かさない虎の総帥は「例えば岡田監督も『5月より強くなっているよ』というふうにおっしゃっていますけど、いい組織っていうのはね、トップの考えが組織全体に浸透している。これがいい組織なんですよ」とセ・リーグで頭ひとつ抜けた存在となった8月の戦いぶりには、大いにアレへの手応えを深めたという。
一方で、2年契約とされているなか、65歳の球界最高齢指揮官である岡田監督が、就任初年度ながらV達成の場合、18年ぶりのアレを花道に勇退する可能性について「私、そんな話全然聞いてませんし、仮定の話にはお答えしようがない。私は何も聞いてないですし、全然、知りませんよという話です」としたうえで「私が勝手に申しあげる話じゃなく、来季うんぬんの話なんてのは今、全然。今、この局面ですから」。まずは18年間遠ざかるアレを現実のモノとしてから。そういう言わんばかりに、来季以降の話題については明言を避けた。












