女子プロレス「スターダム」のハイスピード王者・鹿島沙希(30)が、V3戦(9月3日、広島サンプラザホール)で迎え撃つ向後桃をこき下ろした。

 あえて向後を逆指名した理由を聞くと「だって弱そうじゃん」と即答。「ファンから『勝てそうなヤツ指名してセコい』って言われたけど、このベルトを取った時に『弱そうな人としかやりたくない』ってハッキリ言った。今、それを忠実に守ってるだけ」と、堂々とした態度で説明した。

 ちなみに昨年の「5★STAR GP」では向後に敗れているが、その事実を指摘すると「えっ? 負けたけど、だから何なの! 別にタイトルかかってないし、よくね? やんのか、お前!」とキレ出す始末だ。

「弱そう」との理由で挑戦者に指名された向後桃
「弱そう」との理由で挑戦者に指名された向後桃

 挑戦者は2019年4月にアクトレスガールズでデビューしてから、一度もベルトを巻いたことがない。ここ最近でも負けが続いている現状について、鹿島は「戦ったことのある沙希の意見だけど、正直勝ち負けとかなしにしても、こもも(向後)に対して『強い』って思ったことがない。でも、それを自分のファンが言うのは違うからね」と語る。

 一方で、そんな向後の姿に、どこか自身の若手時代と重なる部分がある様子。「ゲキ弱な沙希に『弱い』って言われて悔しくないのか! 今回も今までと変わんなかったら、プロレスラーとしてもう無理だと思う。だからこの試合で何か感じさせてほしい」と熱血教師のように熱く訴えた…が、すぐさまいつもの調子で「まあ秒殺するから、こももが本気出す時間ないんだけどね。ゴメンね。3秒ぐらいの間にどう出すかだよね」と余裕の笑みを浮かべた。

 さらに挑戦を断り続けている星来芽依を引き合いに出し「これでこももが本気出さなかったら、何回も挑戦を断ってる芽依ちゃんに恨まれるからね。それを覚悟の上で挑戦してほしい」と念押しだ。

 いつになく挑戦者に熱いまなざしを向ける王者の真意は定かではないが、「ゴッズアイ」リーダー・朱里の特訓のおかげで王者の自覚が芽生えつつあるのは確か。王座を守りきれるか。