WWEの〝R指定の男〟はどこへ行くのか。WWE殿堂者エッジ(49)の進退が注目を集めている。
今週のスマックダウンはエッジの25周年記念として行われ、地元カナダ・オンタリオ州のトロントで開催。エッジは長年の友人シェイマスと初一騎打ちに臨んだが、試合前には米メディアで「この試合を最後に引退するのではないか?」との情報が飛び交っていた。
1998年からWWEで活躍してきたエッジはWWE王座を4度、世界ヘビー級王座を7度獲得。計11度も最高峰王座に就いており、ハードコアファイトで人気を博した。2011年に首の負傷で一度は引退するも、20年1月に46歳で現役復帰。昨年は現在のWWEマットを支配する悪のユニット「ザ・ジャッジメント・デイ」を立ち上げるなど、変わらぬ存在感を示してきた。
昨年8月のトロント大会では、23年に2度目の引退を予定しており、8月のトロント大会で「みんなにさよならを言うだろう」と表明していた。試合前にも「ETカナダ」のインタビューを受け、今回のシェイマス戦が現在のWWEとの契約下では「最後の試合になる」と明言。この試合を最後に引退するかについては「正直、わからない」と話していたが、シェイマス戦ではWWE殿堂者で夫人のベス・フェニックスと2人のまな娘が観客席最前列で見守り、〝ラストマッチ〟ムードを醸し出した。
プロレス入場テーマでは屈指の名曲として知られる「Metalingus」(アルター・ブリッジ)でエッジが登場すると、会場は異様な盛り上がりとなった。ゴングが鳴ると、最高峰王座獲得4度の実力者シェイマスと熱のこもった攻防を展開。シェイマスの雪崩式ホワイトノイズ、ケルティッククロス、ブローグキックの猛攻をしのぎ、2発目のブローグキックをかわして、必殺のスピアー2連発で3カウントを奪った。白熱の激闘を制した〝R指定の男〟は、シェイマスと健闘をたたえ合って熱い抱擁をかわした。
米全国紙「USAトゥデー」によると、中継終了後にマイクを握ったエッジは「未来がどうなるかわからない。家族と話し合って、家族がどうしてほしいか考えるよ」と、今後は未定とした上で「俺が言えるのは、これがみんなの前に立つ最後だということ。正直な気持ちだよ。でも落ち込まないでくれ。今日、みんなが与えてくれたことを、俺は決して忘れないよ」と、地元トロントのファンにあいさつした。
このままリングを去るのか。それとも新たな契約を結ぶのか。10月30日で50歳となるレジェントに〝最後〟が近づいていることは間違いない。














