巨人は16日の中日戦(バンテリン)に1―2で手痛いサヨナラ負けを喫した。

 最後は9回一死満塁の大ピンチで登板した今村が元同僚の代打・宇佐見に決勝打を浴びたが、原辰徳監督(65)の謎の行動がファンを大いにざわつかせた。1点を追う3回二死一、二塁の攻撃で、坂本が放ったゴロは「5―4―3」と転送された。ここで指揮官はアウトとジャッジされた二塁の判定に対してリクエストを要求。ただ、仮に二塁がセーフとなっても、一塁は完全にアウトのタイミングで実際にアウトと判定されており、どのみち3アウトで攻守交代となっていた。

 そのため球場内はリプレー検証の間もどよめきに包まれ、審判団の判定も変わらず二塁アウトでチェンジとなった。

 試合後、原監督は報道陣からリクエストについて問われると、ややバツが悪そうな表情を浮かべながら「俺の中ではファーストを見ていなくてあそこの場面(二塁)だ、というのがあってね。リクエストさせてもらった」と説明した。

 中日サイドは二塁がアウトかどうか微妙なタイミングだったため、二塁ベースカバーに入った石垣がビシエドに送球して一塁も〝アウト〟。原監督は二塁のジャッジに気を取られるあまり、一塁については目線を切ってしまっていたという。

 連勝は2で止まった。17日の同戦で仕切り直すしかない。