西武・中村剛也内野手が40歳の誕生日を迎えた15日の4位・楽天戦(ベルーナ)で、一時は逆転となる適時二塁打を放った。

 1―2と1点を追っていた8回、外崎の二塁打で2―2の同点に追いついき、なお二死二塁で打席に6番・中村を迎えた。その初球に相手2番手・渡辺の暴投をで二走・外崎が三進。中村は直後の138キロカットボールを左中間に弾き返し、悠々と外崎が生還した。

 スタンドのライオンズファンはもちろん大喜び。誕生日に過去3本の本塁打を打っている中村のバースデーアーチとはならなかったが、ここ一番で決めてくれる勝負強さは健在。不惑を迎えてもライオンズに欠かせない存在感を放った。

 ところが、試合は9回、守護神・増田達至投手が二死二、三塁のピンチを背負い、小郷に中越えの逆転三塁打を許すなど3失点。中村のバースデー殊勲打を消す2試合連続の救援失敗で、3―5と大事なカード初戦を落とした。

 試合後、松井監督は「(増田は)前回もやられましたけど、9回に行くところが一番難しい。そのために、しっかり準備をしてくれていますからね。またマッスー(増田)が行く時にはしっかり行ってほしいと思う」。現時点で守護神・増田の配置転換は考えていないことを語っていた。

 一方、増田は「先頭からしっかりと抑えていこうと思ったけど、自分の実力不足。最後も甘かった」と5安打3失点に言葉少なだった。