女子プロレス「スターダム」のIWGP女子王者・岩谷麻優とワールド王者・中野たむの王者対決は壮絶ドローに終わった。

 真夏の祭典「5★STAR GP」レッドスターズ公式戦(15日、東京・後楽園ホール)で、2021年10月のワンダー王座以来、約2年ぶりの一騎打ちが実現した。

 試合は中野がエプロンでのDDTで先制攻撃に成功。場外に岩谷を落とすと、プランチャからのバイオレットシューティング(ランニングニー)で追い打ちをかける。

 すると岩谷もぶっこ抜きジャーマンを敢行し、得意のサッカーボールキックで流れを許さない。その後も一進一退の攻防を展開し、残り試合時間が3分を切ったところで岩谷がミサイルキックからのダイビングボディープレスを炸裂し、優勢に持ち込んだ。

 それでも立ち上がった中野は、負けじとバイオレットスクリュードライバー(垂直落下式ファルコンアロー)をズバリ。得意のトワイライトドリーム(変型スープレックス)で仕留めようとしたが、ここで15分時間切れを告げるゴングが鳴り響いた。

 試合後、中野は「岩谷麻優にどうしても勝てない!」と壁を殴り「この決着、つけないといけないでしょ。それまでそのベルト、絶対守ってろよ!」と絶叫し、去っていった。

 一方、岩谷は息を切らしながらバックステージに現れ「今日、中野たむに負けたら、このベルト落としてしまうんじゃないかって怖かった。中野たむは強くなったよ」。

 さらに「またこの続き、絶対やろうね。『待ってる』とは言わないけど、そっちに行くかもしれないよ」と王座をかけての再戦を予感させた。