厳しい現実を突きつけられた。エンゼルスは11日(日本時間12日)の敵地アストロズ戦で3―11と大敗。再び勝率5割を切り、借金1となった。
注目の大谷翔平投手(29)は「2番・DH」でフル出場し、4打数1安打。8点を追う6回無死一塁の第3打席で相手先発のバーランダーから中前打を放ち、続くドゥルーリーの適時打につなげたが、打線の反撃はここまでだった。この日は二ゴロ、空振り三振、中前打、見逃し三振の内容で打率3割5厘。期待される本塁打は3日(同4日)の本拠地マリナーズ戦で40号ソロを放って以降、7試合連続で当たりが止まっている。これは5月3日(同4日)の敵地カージナルス戦から5月9日(同10日)の本拠地アストロズ戦までの7試合連続不発と並び今季ワーストタイだ。
チームもメッツから古巣へUターン復帰を果たしたバーランダーを攻略できず、先発右腕のデトマーズが3回途中7失点でKOされるなど投打ともに散々の内容に終わった。同じア・リーグ西地区2位のアストロズとの大事な3連戦初戦だったが、無残な完敗。9日(同10日)の本拠地ジャイアンツ戦では先発マウンドに立った大谷が6回1失点で10勝目を手にし、2連勝したチームも勝率を5割に戻すなど奇跡のポストシーズン進出へ夢をつないだが、そんな追い上げムードは再び萎んでしまった。
試合前の時点で同地区首位・レンジャーズとの差は10・5ゲーム。この日の直接対決で敗れ、同地区2位・アストロズとの差も6・5ゲームにまで広がってしまった。頼みの綱となっているワイルドカードも圏内3位・ブルージェイズとの差は同じく6・5ゲームと大きく開いたままだ。
残り45試合。エンゼルス、そして大谷はイバラの道を何とか乗り越え、奇跡を引き起こせるか。











