女子ゴルフの渋野日向子(24=サントリー)が、〝レジェンド〟岡本綾子から現状を見抜かれた。

 米ツアー今季メジャー最終戦「AIG全英女子オープン」初日(10日=日本時間11日、英国タドワース・ウォルトンヒースGC=パー72)、畑岡奈紗(アビームコンサルティング)、勝みなみ(明治安田生命)ら4人の日本勢が首位と2打差となる2アンダーの7位と好発進した中、渋野は75と崩れ、3オーバーの103位と出遅れた。

 2019年大会覇者は「グリーン上で苦戦してしまったのが、悔しかった。長い番手を持てばロングパットが残ってしまうのはわかっていたのに耐えられなかった。リズムに乗れず、しんどい1日だった」と振り返った。16位だった先週の「スコットランドオープン」では、初日64など2日間首位をキープ。復調の兆しを見せて臨んだ思い出の大舞台だったが、初日は厳しい結果になってしまった。

 そんな渋野について、岡本は試合を中継したゴルフネットワークの解説で「こここそはと気負って入ると裏目に出たりとか、自然体でゆっくりやろうと思うと、爆発的なスコアが出たりとか、いろいろな意味で技術的な不安が出ているのかもしれない。私たちの仕事は長丁場と言いますか、時間をかけてじっくりよくしていく姿勢じゃないと、なかなか難しい」と指摘した。

 やはり全英女子だけに、どこかで結果を意識して張り切り過ぎのきらいがあったのだろう。その一方で先週は程よいリラックスが、予選ラウンドの好結果につながった可能性があるわけ。高確率でメンタルと技術が、かみ合うようにするためには、しばらく時間がかかるということのようだ。