ノア6日の横浜武道館大会で、真夏のシングルリーグ戦「N―1 VICTORY」が開幕し、Aブロック公式戦でGHCヘビー級王者のジェイク・リー(34)がGHCタッグ王者のティモシー・サッチャー(40)を下し、盤石の好発進に成功した。

 序盤、ジェイクはサッチャーとグラウンドの攻防を展開。だが中盤になると不気味な笑みをたたえたサッチャーからキーロックやアームロック、さらにロープを使ったアームブリーカーなどで左腕を集中攻撃され悶絶させられる場面が続いた。だが、走り込んできたサッチャーを捕まえて岩石落としで叩きつけて流れを取り戻すことに成功。「サッチャー!!」と叫んでのジャイアントキリング(ヒザ蹴り)からFBS(串刺し式ビッグブーツ)のフルコースで3カウントを奪った。

 試合後、その攻防に思うところがあったかジェイクは「サッチャー、いい経験を積めたぜ。俺はまだまだアンタとやりたい」と〝レアルの奇人〟サッチャーを称賛。その上で「興味本位で勝ち上がれるほど甘いものじゃないことは分かってるよ。いつ足をすくわれるか分からないからね」と気を引き締めて「この勢いのまま俺は、全勝優勝する!」と改めて誓った。

 また、ほかのAブロック公式戦はジャック・モリスが稲村愛輝に、吉岡勇紀がマサ北宮に、アダム・ブルックスが拳王にそれぞれ勝利して勝ち点を2とした。