中日・細川成也外野手(25)が11―1で勝利した4日のヤクルト戦(バンテリン)で3安打2本塁打6打点の大暴れ。この日は25歳の誕生日だったが2発のバースデーアーチで自身を祝った。

 プロ7年目の細川は過去6年のバースデーは試合で活躍した記憶はなかったという。「(誕生日に)一軍で試合に出るのは初めてじゃないかな。昨年は誕生日の試合後に抹消されました。あれから1年、一番いい誕生日になったと思います」と球団通算5500勝を呼び込んだこの日のバッティングに充実の表情を浮かべた。

 ここまで打率2割8分9厘(8位)、16本塁打(4位)、60打点(3位)と移籍1年目で大ブレークとなったが、レギュラーとしてプレーするのは今季が初めての経験となる。名古屋はこの日まで11日連続の猛暑日を記録。夏場のこの時期に毎試合出場しながらコンディションを維持するのも大変なはずだ。

 そこで何より気をつけているのが「7、8時間は絶対に寝るようにしています」。エンゼルス・大谷と同じように睡眠時間を十分にとることで体の疲れを残さないようにしている。この日も誕生日の祝杯をあげることもなく「すぐ寝ます」と翌日の試合に向けて睡眠を取ることを最優先にしている。

「(昨年まで)誕生日に限らず全然試合に出てなかったので、何とか与えられたところで結果を残すしかないと考えていた。今思えば結構苦しい日々だったんじゃないかなという感じです」という細川は今や中日打線を引っ張る存在。「一日一日大切に練習はやってきたのでそういう積み重ねが今に生きているんじゃないかな」という竜の主砲が最下位からの逆襲のカギを握りそうだ。