明るい光が見えた。水泳の世界選手権14日目(27日、マリンメッセ福岡)、競泳女子200メートルバタフライ決勝が行われ、19歳の三井愛梨(横浜サクラ)が2分7秒15で5位。初の大舞台で存在感を示した。
会場中に響く大声援は、三井の粘りを後押しした。「プレッシャーになることもなく、本当に楽しめて泳ぐことができた」。前半から積極的な泳ぎを展開し、後半には驚異の追い上げを披露。メダルには届かなかったが、順位を5位にまで押し上げた。レース後には「正直に言うとちょっと悔しい気持ちがある」と振り返りつつも「前半から攻めたレースができて、こういう経験ができて、すごい楽しいレースができた」と収穫を口にした。
今月上旬の本紙インタビューでは「今回は経験を積むのが一番で(来年の)パリ五輪では今年の経験も生かして、メダルを目標にしたい」と話すなど、今大会は1年後に向けた〝ステップアップ〟の機会ととらえていた。そんな中で、目標の一つであった決勝進出はクリア。「実際に3本泳いでみて、ベストタイムでいったらメダルも届く位置にいることが実際に経験して確認できた。この経験をつなげていければ」と確かな手応えをつかんだ。
今大会の同種目は16歳のサマー・マッキントッシュ(カナダ)が優勝。世界最高峰の舞台では、三井と同じ10代の選手が多く活躍している。三井は「準決勝が終わった時点からもあったが、同年代の選手とかも結構いて、すごくいい結果残していて、やっぱり悔しい気持ちがあった」と大きな刺激を受けたという。
20歳で迎えるパリ五輪まで残り1年。世界選手権の経験を糧に、次こそは表彰台を勝ち取る。












