ギリギリクリアだ。水泳の世界選手権14日目(27日、マリンメッセ福岡)、女子100メートル自由形予選が行われ、池江璃花子(23=横浜ゴム)は54秒67の全体16位で準決勝進出を決めた。

 大歓声を受けてスタート台に立った池江は、前半の50メートルを26秒61の8番手で折り返すも、後半は粘り強い泳ぎで組5位にまで順位を上げた。全体17位とのタイム差は0秒07だったが、何とか次のステージへコマを進めた。レース後には「あまりタイム的にはよくなくて、泳いだ感じも54秒前半が出ていたらいいなと思っていたが、なかなか国際大会では、想定タイムがあまり出せていない」と顔をしかめた。

 次レースは、今大会の個人種目で初めての準決勝の舞台となる。「1バタ(100メートルバタフライ)の悔しさを1フリ(100メートル自由形)で、タイムを置いといて準決勝に進むことはできた。観客のみなさんも喜んでくれていたというか、盛り上がってくれていた」と感謝を述べつつ「準決勝は自分のレースをすることを意識したい。とにかく54秒前半を出したい」と目標を語った。